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ベト7

初めて好きになったベートーヴェンの交響曲は7番。

今好きなのはこのライブ盤。

ベルリン・フィル100周年の時のエロイカといい、カラヤンのライブめちゃくちゃいいですよ。

食わず嫌いは良くない。

author:伊藤賢一, category:CD(クラシック), 14:32
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ブラ2

ブラームスのシンフォニーでは3番が好きで、次に好きなのが2番。

 

2番といえば長年これです。

ベーム/ベルリン・フィルの1956年の録音。

弦の音が渋目でいいわあ。

author:伊藤賢一, category:CD(クラシック), 22:49
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ギターの色

自身6枚目となるソロアルバムも、次回でいよいよ最後の曲。

12月に入手したフランクスさん(写真)で録る予定です。

 

M.J.フランクス製作2016年の新品。

新品でギターを買ったのは久しぶりです。

アディロンダックスプルースの表面板と、キューバン・マホガニーの側裏板。

じつに清涼感のある響きが持ち味ですが、弾き込みによって音に輝きが増してきました。

より基音の力が発揮されてきたということですね。今後が実に楽しみです。

 

ギターの音色、とよく耳にします。

実際の”色”としては何を連想するか、考えてみました。

 

フランクス=草色

Ken Oya=白

ハウザー=ガンメタリック

 

フランクスさんとハウザーは直感でイメージできましたが、大屋ギターが難しかったです。

それだけこのギターでの付き合いが深いということかもしれません。

ピュアホワイトとベージュを行き来してるような感覚が一番近い気がします。

author:伊藤賢一, category:ギター, 13:01
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オーディオ復活

うちのオーディオを組んでくれた友人に、メンテをお願いした。

 

明瞭感があり、とても良い感じです。

バンドサウンドではバスドラやタムの抜けも良く、ベースの輪郭が以前に増してはっきりしている。

オーケストラでは、クレッシェンドやアッチェレランドの「開始」が良く伝わるようになった。

小音量でも聴きやすくなり、今後夜更かしが増えそうな予感がする。

 

オーディオに何を求めるかは人それぞれだけど、やはり音楽を楽しみたい。

音楽というよりも、「音」そのものの質感や再現性を求める向きも理解はできるが、音楽は「音」だけでは無い。

では「楽」とは?

 

それは演者や作者の意図そのもの。平たく言えばそこで何をやってるか。

表出した曲想だけでなく、演者の匂いであり、意図の速度であり、そういった諸々が、良いオーディオにかかると再現されるのだと感じる。

 

例えばシンフォニーで鬼のごとく突進するトスカニーニが、実力を認めるピアニストとのコンチェルトでは柔の指揮者に豹変する。

剛と柔の対比のみに焦点が当たるのがチープなシステムだとすれば、一歩進んでどちらの演奏にも「表現の開始の鋭さ」や「終止の厚さ」という共通点があるのを比較的容易に発見できるのが良いシステムだと思う。

 

クラシックのみならず、音楽の表現というものは一朝一夕には叶わない。磨き続ける過程はとても「楽(らく)」なものとは言えないが、苦しみながら音を使って意図していく事自体を「楽しむ」と呼ぶのだろうと思っている。

それを鑑賞し、聴く度に様々な発見をするのもまた「楽しい」ことだ。

author:伊藤賢一, category:音楽, 00:02
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中間部が

随分以前よりレパートリーにしている「荒城の月」のアレンジは、中間部に自作の曲を挟んだ形。

いつかこの自作パートだけ別の形に活かしたいと思っていましたが、ようやく実を結びそうです。

 

新兵器フランクスさんで、近々録って来ようと思います!

author:伊藤賢一, category:音楽, 23:17
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『ザ・ビートルズ史』
マーク・ルイソン著『ザ・ビートルズ史』がめちゃめちゃ面白い。

このボリュームで全6巻となる予定だそう。
まだ300ページくらいですが、定説を覆す内容が多くてかなり刺激的です。
カバーも買ったし、どこにでも持っていきます。


author:伊藤賢一, category:生活, 22:03
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正月感無し
年末年始は特に何も変わらず普段通りの生活です。
筑前煮とか納豆ごはんとかを食べ、ギターもガンガン弾いてます。

ここ7年の右手の不調が治りつつあってとても嬉しいです。練習が積み重なる感覚が久しぶりで…

故障中はやってもやっても何も変わらないのできつかったなあ。
やはり精神的なものでなく身体の故障だったのだと再確認してます。感覚を磨くだけでは解決しきれなかったですね。
今年中に完治させるよう、治療と鍛錬に励みたいと思います。
author:伊藤賢一, category:生活, 23:52
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マイク大集合(3)番外ギター編

実に楽しいマイク/マイクプリテストでした。

今回テストに使ったのは、私のメインギター大屋建Model-J。

 

これとは別に、最近手に入れた2本も持ってきていました。

 

左:ランディ・ルーカス KS(2001)

右:M.J.フランクス(New)

 

どちらもマーチンD-18タイプですが、全く性格が違います。

ルーカスは目をつけてから3ヶ月越しの入手。そのどっしりした鳴りと幻想的な余韻に大満足していたはずですが・・・

手に入れた2日後、ルーカス片手に上機嫌で入った楽器店で出会ってしまったのがフランクスさんでした。

正直、冷やかしで帰るつもりだったのに完全に心をつかまれてしまいました。

お金はないのに買うことはできる。実に不思議な事です。

 

伊那では、ルーカスの弦高調整を大屋建さんにお願いしました。

弾きやすい状態でのフランクスとの弾き比べは、とかなり面白いです。

それぞれの個性が発揮されていていいですね。

マーチンのレプリカのような顔をして、2本ともまったくオリジナルの音です。

 

 

こうしてみると、なんかギターマニアのようです。

 

フランクスさんを弾く大屋建さん。

 

 

このフランクスさん、やはり良いギターですね。

今まで何本かフランクスのギターは弾いたことありましたが、正直ここまで心を掴まれることはありませんでした。

このギターだけが奇跡的に自分に合っていたのか、今後フランクスギターがこういう鳴り方にシフトしていくのか、それはまだわかりません。

いずれにしても、ここしかないタイミングで手にすることが出来て、本当に良かったです。

 

 

 

author:伊藤賢一, category:ギター, 10:27
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マイク大集合(2)マイク編

いよいよマイクのテストに入ります。

マイクホルダー右側にDPA 4006A(レコーディングでのメインマイク)を設置し、左側を入れ替えてテストしてみようと思います。

 

 

「これはでかい・・」

 

まずSE GEMINI (ジェミニ2)です。

その威圧感に、ギター製作家の大屋建さんも思わず笑顔のこのマイク。SEマイクのフラッグシップと言えるでしょう。

隣にあるDPA 4006Aが実にかわいく映ります。

真空管マイクなので電源ユニットも付いてますが、とにかく一式がデカく重い・・セッティングするだけで大仕事です。

肝心の音は、外観とまったく同じ印象でドシーン・・・としたもの。

基音が余韻がどうとか繊細な事を、すべて駆逐してしまう独特の世界観です。

これだけ個性があるとメインパートの録音には使いにくいと思いますが、林さん曰く、メインでないコーラスにこういった音像が欲しい場面もけっこうあるそうです。

私も自分の録音には(当然ライブにも)使わないなあと思いつつも、この世界観には魅力を大いに感じます。

一度これで何かを作ってみたい、そんな気にさせるマイクです。

 

 

続いて同じくSE 2200aです。

これはなかなか良いでないですか!全体の厚みもああり、低音から高音がスムースです。

ジェミニと比べると小さく見えてしまうから恐ろしい。ライブ用にはこれでも大きすぎますね。

音もジェミニよりも格段に使いやすい。これで単一指向性のみのモデルだと3万。これは1本持っておく価値は大いにありそうなマイクです。

しかしDPA 4006Aと比べてしまうと「自然さ」の質がかなり下がってしまうかなあ・・・

 

 

SE 4400aです。

今回はライブ用機材のテストという名目なので、サイズ的にもこの機種が注目株でした。

さすがに取り回しもしやすいし、工夫すればサスペンション装着したまま折りたためて保管できそうなのも良いです。

加えて、モード切替も「単一指向性」「超単一指向性」「無指向」「双指向」とでき、かなりのユーティリティ。この機能で5万円を下回るコストパフォーマンスも素晴らしい。

肝心の音は・・・良い音には間違いありませんが、欲しい世界ではありませんでした。

中域が締まっていますが、高低の抜けという点では少し物足りない。その点は2200aの方が好印象でした。

まあこれは、あくまで自分のプレイとは合わないという事ですね。善悪ではありません。

 

 

Soundelux U195です。

今回のテストで初めて知ったマイクでしたが、正直「こんな良いマイクが出ていたのか!」と驚きました。

ノイマンのヴィンテージU87とU89iをモデルに作られたマイクだそうです。

音は、密度がしっかり詰まった世界で、それでいて各帯域が実になめらかに繋がります。

まずスティール弦ギターの低音弦。弾く瞬間のメタリックな音と、直後のふくよかな伸びが気持ちよく同期している。

高音ではタッチの質によって変わる余韻の味わいが素直に爽やかに表現されます。

そして曲を録ると全ての音が調和してくれる感覚があります。いや、これは素晴らしいです。

比較するとレコーディングでのメインマイクDPA 4006Aは、驚くほど透明である事がわかります。4006で録るといつも感じるのは「音の奥にある佇まいまで録れる」という事。このU195はそういった佇まいの再現性というよりも、やはり「音楽を録ろう」というマイクなのだと思います。このニュアンスの違いは、自分にとってはけっこう大事です。

レベルの高い製品同士の比較は、本当に興味深いですね。

 

 

Neumann U87aiです。

というわけで本家ノイマンも出してみようということになりました。

さすがの音で安心しますね。こうして比較すると、Soundelux U195よりもハッキリ性格を持ったマイクであることがわかります。

ナチュラルである事は間違いありませんが、高域の伸びと低域の懐の深さなど、このマイク特有の音は確かにあると再確認しました。

 

 

Neumann KM184です。

写真でもわかるように、DPA 4006Aより小さいです。

これはまた素晴らしい音でした。

ナチュラルでいながら、この厚みのある中域はノイマンらしさ全開という感じ。

加えて184は高域がほんの少し持ち上がっているのが大きな特徴で、私の弾くギターには非常に合ってました。

単一指向性でいながら、指向性が若干ワイドとの事。これも自分向きだと思いました。

何よりこの取り回しの良さ!ライブ用として持ち歩く事を考えると、これは大きなポイントです。

サイズからは想像できない、太く立派な音という印象。さすがノイマン、感服いたしました。

 

 

AKG C451Bです。

現在私のライブでメイン使用している機種です。

やはり使いやすいマイクですね。同じペンタイプのNeumann KM184と比べると、バッサリ中域が抜けて高域にシフトしています。

しかし「痛くない」音。更に低音も高音もよく歌います。よく考えると不思議です。

コンソールルームのモニターでシビアに聴いても、実によくできたマイクだと再認識しました。

最近価格が下がってきたこともあり、この451をもう1本導入するというのも大いにアリだと感じました。

 

 

以上7本でした。

実に興味深いテストとなりましたね。
今回のMVPは、Soundelux U195ですね。
この質感の高さには本当に驚きました。本家ノイマンよりも安価なので、要チェックだと思います。
テストの本来の目的である「ライブ用マイク」としては、Neumann KM184でしょう。
ノイマンらしい厚くしかも爽やかな音像。メロディへの焦点の合い方、和音の存在感、文句なしです。
もちろんライブのみならずレコーディングでも大活躍しそうです。
こうした場で、レコーディング・エンジニアの林さんと、ギター製作家の大屋さんと、3人で感想を述べ合うのは心から楽しい時間です。
同じ、「音そのものを扱う」専門家でありながら、それぞれの業種が3者3様という関係。
考えてみるとなかなか珍しいトリオですね。
あー楽しかった。
(番外編へつづく)
author:伊藤賢一, category:機材, 13:09
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マイク大集合(1)マイクプリ編

長野県伊那市のRED IGUANA STUDIOにて、私のライブ用機材をいろいろと比較検討しようという楽しい合宿をしてきました。

ライブの基本形態は「私の弾くギターをマイクで集音する」これだけです。

しかしこれが奥が深く、機材の選定やアンプ〜スピーカーの会場毎のバラつきなど、シンプルな形態ゆえの問題点が浮かび上がってきます。

 

 

導入の優先順位としては、まずマイクです。

現在ライブで使用しているAKG C-451Bも非常に使いやすいのですが、そろそろ次のチョイスとなるものをチェックしておかないといけません。

そして、ライブでも持ち歩けそうなマイクプリアンプも、一応検討します。

しかしマイクプリに関してはそこまで導入を考えているわけではなく、あくまで現在の機材の実力と手触りを知っておく目的です。

 

というわけで、マイクは現在レコーディングでのメインマイクDPA4006を含め8本。

マイクプリはレコーディングでのメイン機オーロラオーディオGTQ-2を含めて3台を比較検討していきます。

まずはマイクプリから。

 

 

 

上:Triton Audioの1chマイクプリ「D20」

下:Rupert Neve Designsのマイクプリ/コンプレッサー「Portico 5015」

 

そして、レコーディングのメインで使用しているAurora Audioの「GTQ2」

比較対象がGTQ2と言うのはかなり酷ですが、いつも使っている機材との比較は特徴を見極める際に大いに役立ちます。

 

価格は「D20」がおよそ10万円。「Portico 5015」がおよそ21万円。「GTQ2」がおよそ42万円です。ちなみにGTQは2ch仕様です。

 

 

【D20】

D20はFETモードとTUBEモードの切り替えが出来るのが最大の特徴といえます。

しかし、TUBEモードの暴れ気味で倍音過多な音は、ちょっと使えそうにないかなと感じました。
比べるとFETモードは、非常に素直で好感が持てます。スッと焦点が定まるような音像でした。
GTQと比べるとさすがに空気感が減りますが、それでも清涼感は失われずに主張していると思いました。
取り回ししやすいサイズはライブ使用にもいけると思いますし、何より宅録で威力を存分に発揮しそうです。
10万円と思えば、ここまでの質感のものは無いかもとおもうほど優秀なマイクプリでした。
【Portico 5015】
良いマイクプリです。
厚みがあり、押し出しも良く、なんというか、音がかっこよくなります。
単音メロディのキレと和音の余韻がうまく混ざり合う感じが気持ち良いですね。
10万円と21万円。
D20とは、はっきりと「価格差」というものを見せられた感があります。
実音の密度や倍音の表現が違うと、出てくる音楽の充実に繋がりますね。
GTQと比較しても、さすがにニーヴ直系ということで地続き感がありました。
コンプレッサーは自分はあまり必要ないので、マイクプリ部のみの設計でもう少し小さく安くなったら欲しい気がします。
話はそれますが、ギターなど楽器の世界では、意外と「音」そのものには値段が付けられないものです。
コンディションであったり、材の種類であったり、歴史的な背景であったり・・・
もちろんレコーディング機材の世界でもそういった側面はあるにせよ、それでも価格差と音は素直にリンクすることが多いと感じます。
結論として、今回はどちらのプリアンプも導入は見送りそうです。
タイトな移動続きのツアーなどでは、やはり取り回しの良さが必要です。
基本たった一人でギター2台とマイクとCDを持ち歩き、そこに加えてのプリアンプとなると、やはり電源周り含めて厳しいかなと。
そういった条件をふっとばすほどの魅力を、今回は感じなかったとも言えます。
しかし、(多くのギタリストがするように)宅録をやる場合においては実に重宝すると思いました。
自宅に常設するとしたら、コンプの付いたPortico 5015は実に使い勝手がよく、何より音の質感が素晴らしいので、良いチョイスだと思います。
もちろんD20の素直な音像はエフェクトをかける際にも有効でしょうし、何より価格が魅力的です。
楽しいテストとなりました。
(マイク編につづく)

 

 

author:伊藤賢一, category:機材, 22:01
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