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ランディ・ルーカスとM.J.フランクス

左:ランディ・ルーカス(2001)

右:M.J.フランクス(2016)New

 

トップはどちらもアディロンダック・スプルース
サイド/バックは、ルーカスがホンジュラス・マホガニー。フランクスさんがキューバン・マホガニー。

ルーカスはノンスッキャロップ・ブレイシングで、フランクスさんはスキャロップ・ブレイシングです。

 

どちらもマーチンD-18のヴィンテージをリスペクトした作りですが、はっきり言ってマーチンなのは見た目だけで、内容的には独自の世界を作り上げているのが素晴らしいです。

 

 

ルーカスは、単音の立ち方が濃く太く、強いタッチにも堂々と応え、軽いタッチの時には歌うような余韻が伴います。

私が求めるD-18の味わいは「涼しい高音と立派すぎない低音、全体的にウェット感がある」というもの。

それとは全く違う方向性ですが、実に質の高いギターです。

 

 

フランクスさんは、私好みのD-18の方向性を持ちつつ、更に各弦の反応速度が自分に合ってると感じます。

9月に完成したばかりの新品なのでまだ鳴り切ってはいませんが、単音の透明感と共に和音の溶け具合も最高です。

そしてマホガニーらしいあたたかな余韻があります。更には、ネックの感触が自分にはストライクでした。

 

 

両者の音の違いについて。

例えばソロギターでメロディを弾く時、ルーカスはメロディラインがはっきりと際立つ感覚。

フランクスさんは、アンサンブルの役割の中のメロディとして立ち上がる感覚。

全域でドスの利いたルーカスと、絶妙なリミッティングで音楽を包み込むフランクスさんといった印象です。

かなりの違いがありますが、どちらも非常に質が高い音世界です。

 

 

ルーカスを手にした2日後にこんなことになるとは、自分でも驚いています。

そんなこんなで、ここ数日はジェットコースター並の毎日でした。

そのせいで体調崩しました。

author:伊藤賢一, category:ギター, 23:40
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