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ソロアルバムのレコーディング


しばらくぶりでソロアルバムのレコーディング。
長野県伊那市のRED IGUANA STUDIOに来ております。


今日のセッションでは、9月に完成した新曲を2曲録りました。

タイトルの決まっていない曲(『ここにいるよ』という仮タイトルでライブでは御披露目済み)は、10テイクほどで良いものが録れて即採用。
これは幸先良しと思いきや、もう一曲「ハックルベリーの舟出」は難産でした。


爽やかな感覚をキープしながら、歌い込んでゆくのが大変でした。
気持ちは張っていても、演奏を重ねていくにつれ身体はどんどん重くなっているようです。
ギターの音もかなり変化していきました。いつものように鳴りがこなれてくるというより、今回は真ん中より下の成分がなんと「どんより」してきました!
こちらの疲労とまさに呼応しているようで、これには参りました笑


しかし夕飯を食べ仕切り直すと、また良いものが出始め、ほどなく終了。ギターは生き物ですね。


ギターが生き物なら、機材の選択や設定もそれだけ重要になってきます。


マイクは今作からDPAの4006Aという無指向性マイクをステレオで使用しています。
前作はノイマンU87aiの無指向モードのステレオでした。87は言わずと知れたマイクの王様。良く伸びる高域と懐の広い中低域、本当に素晴らしい音で録れます。

しかし、DPAに替えてから自分の中で何かが変わりました。

DPAは「音」や「色」というよりも「佇まい」が録れるのです。うまく言えませんが、こちらの「ありよう」が録れると感じています。それによって録音への対し方も変わってきたように思います。


プリアンプは前作に続きオーロラオーディオのGTQ2です。
GTQはチューブアンプの名機に比べて非常にあっさりな味わいに感じますが、実に内容のある世界を持ってます。
私の感覚では、音と音の間や余韻の味わいが、まさにイメージ通りになる。出音の音色というよりも音の地続き感を優先したようなアンプだと思います。



DPAのマイクとオーロラGTQアンプは、個人的にはベストな組み合わせです。


明日もセッションの続きです。
6枚目となるソロアルバム制作も、いよいよ佳境に入って参りました。
author:伊藤賢一, category:音楽, 23:24
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