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D-18(1952)
ついに手に入れてしまいました。

Martin D-18(1952)

数年に一度の割合で「D-18〜D-18〜」と唸って結局は購入に至らず。
そんな事を繰り返していたのですが、ついに納得のものを手に入れました。

マーティンD-18の1952年製。
自分にとって3本目のD-18ですが(他の2本は今は手元にありません)、オールドと呼べるのは初めてです。



この年式のロゴは退色しにくいのが特徴です。
きれいな金色が残っています。
素晴らしいことに、マシンヘッドは精度の高いゴトー製に換装されており、チューニングの安心感は抜群です。
古いマーティンのマシンヘッドは、はっきりいってどのタイプも信用出来ない(*個人の感想です)ので、どちらにせよオールドを入手したらゴトーに変えようと思っていたのです。これはまさに渡りに船です。



ブリッジは弦高調整のために薄く削られていますが、ちゃんとエッジを残した仕事がしてあります。
削られてのっぺりなだらかになってしまったマーティンのブリッジをたまに見ますが、結構残念な気持ちになります。
ちなみに、ネックもリセット済みで、弦高はかなり低いアクションです。(12フレット上の6弦で2.5mm、1弦で2.0mm)



ピックガードはオリジナルです。
この楽器を買い付けてきた際にはめくれてべろべろな状態だったものを、店頭に出す際にきっちり整形したそうです。
マーティンのピックガードには個人的にこだわりがあり、オリジナルよりも大きいもの、派手な色合いのもの、ブリッジと隙間なく装着されたものもはNGです。この個体は素晴らしいバランスを保っていると思います。


肝心の音は、陰があるというか、ファンタジーの世界というか、言うなれば不思議ちゃんです。
4〜2弦のアンサンブルが筆舌に尽くしがたいほど美しく、そこがファンタジーを生むのでしょう。自分の感情が動かされる感覚もあります。このギターでしか出せない世界は、確実にあります。
澄んだ高音、ふくよかというよりも涼し気な出音、乾きすぎずにバウンド感のある低音。

爽快で乾いていてパーンとした発音という、一般的な「オールドのD-18」のイメージでは全く無い音ですが、まさにその成分こそを狙っていたのです。

探していたものに巡りあえて、本当に良かったです。
 
author:伊藤賢一, category:ギター, 23:27
comments(2), trackbacks(0), - -
Comment
ご購入おめでとうございます。
D-18の素晴らしい音、いつか生で聴けることを楽しみにしております。(*^_^*)
キノP, 2015/11/29 4:02 PM
ありがとうございます!
近々、お見せできると思っております。
伊藤賢一, 2015/12/01 8:22 AM









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